品種の特徴

ヒカリメダカ
背にヒカリがあるメダカで尾鰭が菱形なのが特徴。
腹部の虹色細胞が背中に移り誕生。
ホタルメダカとも呼ばれる。

ダルマメダカ
太っていてとても愛嬌のあるメダカ
鑑賞向けに飼われる事が多い。
普通種と比べ背骨の数が少ない。

半ダルマメダカ
普通体型のメダカより多少短めの個体で主にダルマメダカを作出する目的で飼われる事が多い。

アルビノメダカ
メラニン色素が無いメダカ。
稚魚は弱視で高温に弱い。

透明鱗メダカ
透明な鱗のため頬が赤く透けているメダカ。
体色が部分的に薄くなる三色メダカなどの個体が誕生する事がある。
桜メダカや紅ほっぺメダカとも呼ばれる。

体の特徴

メダカは尻ビレが大きく背ビレが尾ビレの近くについていること、
目が顔に比べ大きく、口が上向きに付いていること、
背中が平べったいことなどです。
オスとメスとで体形やヒレの形が違います。
メスはオスより体が少し大きく、卵を持つと腹が少し膨らみます。
またオスの尻ビレは、メスに比べ大きく、
背ビレにはメスにはない切れ込みがあります。

めだかオス めだかメス
※左の画像がめだかのオスで右の画像がめだかのメスです。

メダカの身体にある部位の名称

群れとなわばり

メダカに限らず小さな魚は、なぜ群れをつくるのでしょうか?
それは、群れをつくることにより外敵から身を守る為です。
群れになった魚は外敵からの攻撃を避けやすくなり、また群れをつくる事によって
より多くの餌をとらえられる事で群れになるものだと考えられています。

メダカは自分の体の大きさ位から2倍位の大きさの魚を仲間だと思い近づいて
群れをつくる習性があります。そして2匹、3匹と集まるにしたがい周りのメダカ達が
集まりだし群れになるメダカの数は増えていくのです。

生息する範囲が狭い場合は、なわばりをつくり近づいて来る他のメダカを
追い出すことがあります。

体色の変化と保護色

黒色の容器にメダカを入れると黒っぽくなり、白色の容器に入れると白っぽくなります。
メダカは外敵から身を守ったり餌を捕食するのに背部の色調変化に応じて体色を変化させます。
またなわばり争いや繁殖期になると体色や各ヒレが変色します。

黒色の容器に入れた黒めだか 白色の容器に入れた黒めだか
※左の画像 : 黒色の容器に入れた黒めだか
※右の画像 : 白色の容器に入れた黒めだか

黒色の容器から白色の容器に移した黒めだか 黒色の容器から白色の容器に移した黒めだか
※黒色の容器に入っている黒めだかを白色の容器に移した直後の画像です。
※同じ黒めだかです。数分後には同色になります。

メダカ飼育についての記事