めだかの産卵・繁殖の条件

メダカは春から夏にかけ産卵します。
条件としては水温15度以上、日照時間12時間以上になります。

めだかの繁殖行動

オスは腹部の膨れたメスを追尾します。
そしてメスの下や前方に行きクルり、クルリと回り求愛します。
メスがオスの事を受け入れたら並んで遊泳し、オスはS字のような体形になりながら背ビレと尻ビレでメスを抱くように包み込みヒレを振動させながら放精します。 メスは同時に卵を産み出します。

繁殖条件が適しているのに産卵しない場合

冬場はヒーターと照明をつけ産卵するまでに早くて2週間かかります。なるべく若く産卵未経験のメダカを選びましょう。

狭い容器で多くのメダカを飼育している場合には一部は産卵しますが産卵できないメダカがいます。
50リットルなら20匹~25匹ほどが上限になります。

水質が悪化している場合には一匹あたりの産卵量が減ったり未受精の卵がでてきます。

ダルマメダカは水温27度~30度付近で飼育するとダルマメダカが生まれる確率が増えます。

産卵量を増やすには青水での飼育(植物プランクトン飼育)やブラインシュリンプやミジンコなどを与えるようにします。

稚魚の育て方

親メダカが産んだ卵は産卵箱など違う容器に入れます。
卵は、おおよそ250℃(日にち×温度)を超えると孵化していきます。
孵化した時の稚魚は4mm~5mmで孵化後3日ほどで卵黄を吸収し終えてエサを食べるようになります。
ゾウリムシや粉末状のエサを稚魚に与えるようにしましょう。
また植物プランクトンがよく発生したグリーンウォーターの中で稚魚を育成することもできます。