[2017年8月27日投稿]
弊社で一番生産し販売している品種が楊貴妃メダカです。
楊貴妃メダカが初めて世に出たとき、めだかなのに「赤いめだか!?」と驚いた記憶があります。
楊貴妃メダカには「久保楊貴妃」や「紅帝」などの種類があります。当養魚場で生産販売している種類は久保楊貴妃系のめだかになります。今シーズン紅帝めだかの生産販売を行おうと数百匹仕入れたのですが飼育するにつれ徐々に色が落ち非めだかのような体色になってしまった個体もいました。エサによる色揚げ効果だと思います。以上の事があり通販リストにも載せていた紅帝めだかの生産販売は取りやめました。
楊貴妃メダカの色揚げはカロテンを含む鳥のエサを粉状にして、めだかのエサに混ぜれば色が揚がります。ただ販売する側はこのような事は絶対にしてはいけません。
もちろん弊社でもエサによる色揚げは行っていません。
自然環境でより色を揚げたい場合には黒色の容器で飼育する事と青水で飼育する事です。メダカには保護色機能がありますので黒色の容器で飼育する事により体色が濃くなります。また青水には色揚げ効果のあるカロテンが含まれています。
余談ですが楊貴妃とは古代中国四大美人だそうです。
(西施・王昭君・貂蝉・楊貴妃)
美しい体色に見合った品名ですね。
個人的には呂布や董卓などを魅了させた貂蝉が気になります。
楊貴妃メダカ
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