メダカに関する記事
[2026年3月13日投稿]
ミユキメダカの体外光 背中に伸びる銀色の光

ミユキメダカの最大の特徴といえば、背中に一直線に光る「体外光(たいがいこう)」です。
しかしメダカの体色によっては、この体外光が出やすい品種と出にくい品種があります。

例えば次のような違いがあります。

  • 白体色 → 体外光が出やすい
  • 青体色 → 体外光が比較的出やすい
  • 黒体色 → 体外光が弱く見える
  • オレンジ体色 → 体外光がぼやけやすい
  • 透明鱗系 → 体外光が出にくい

この記事では、ミユキメダカの体外光がなぜ体色によって見え方が変わるのかを、
メダカの色素構造から分かりやすく解説します。

ミユキメダカの体外光の正体

ミユキメダカの体外光の正体は、メダカの体内にある虹色素胞(イリドフォア)という細胞です。

この細胞は光を鏡のように反射する性質があり、背中に並ぶことで銀色に輝くラインになります。

体外光がきれいに見えるためには、次の条件が重要です。

  • 虹色素胞が一直線に並ぶ
  • 下の体色が光を邪魔しない

この2つがそろうと、ミユキメダカ特有の美しい体外光になります。

黒体色のメダカで体外光が弱く見える理由

ブラックメダカ(オロチメダカ)のような黒体色のメダカは、
黒色素胞(メラノフォア)が多い品種です。

黒色素には「光を吸収する」という特徴があります。

そのため、虹色素胞が光を反射しても、その下の黒色素が光を吸収してしまい、
体外光が弱く見えることがあります。

オレンジ体色で体外光がぼやける理由

オレンジミユキメダカのようなオレンジ体色は、

  • 黄色素胞
  • 赤色素胞

によって作られています。

これらの色素には光を拡散する性質があります。

そのため虹色素胞の光が拡散し、体外光のラインがくっきり見えにくくなることがあります。

白や青のメダカで体外光が出やすい理由

白体色

白メダカは体内の色素が少ないため、虹色素胞の光が反射しやすい体色です。
しかし体外光は入りやすいものの、白体色と同系色のため、体外光が目立ちにくいという特徴があります。

青体色

青系メダカは黒色素と虹色素胞の反射の影響で体色が青く見えます。
この青い体色が背景となることで、背中に並ぶ体外光が際立ち、より輝いて見えます。

パンダメダカで体外光が出にくい理由

パンダメダカは「透明鱗(とうめいりん)」という特徴を持つメダカです。

透明鱗メダカでは、通常のメダカと比べて色素の配置が乱れるという特徴があります。

普通のメダカでは色素は層のように並びます。

  • 虹色素胞
  • 黄色・赤色素
  • 黒色素

しかし透明鱗では、この構造が崩れて色素が不規則に配置されます。

その結果、虹色素胞が一直線に並びにくくなり、
体外光のラインが形成されにくくなると考えられています。

まとめ

ミユキメダカの体外光の見え方は、体色や色素配置によって変わります。

  • 白体色 → 体外光が最も入りやすいが、白色と同色のため目立ちにくい
  • 青体色 → 青い体色を背景に体外光が映えて見える
  • 黒体色 → 光を吸収するため弱く見える
  • オレンジ体色 → 光が拡散してぼやける
  • 透明鱗系 → 色素配置が乱れ体外光が出にくい

メダカの体色は、単に色だけでなく色素の種類と配置によって決まっています。

ミユキメダカの体外光も、こうした色素の仕組みによって生まれているのです。

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