カテゴリ:水草・ビオトープ
植物、微生物、沈殿など自然の働きによって水中の有機物や栄養塩などが減少することです。
自然の働きで水質が変化する
自然浄化とは、微生物分解、沈殿、植物吸収、希釈などによって水中の有機物や栄養塩が減少・変化する働きをまとめた言葉です。
微生物も酸素を使う
有機物分解は水を浄化する一方、分解速度が大きすぎると酸素を大量に消費します。
小容器には限界がある
容器ビオトープは水の流入・流出が少なく、自然河川のような大規模希釈がありません。過剰な魚数や餌は換水・除去で管理します。
容器内は自然に見えても閉鎖環境
小さなビオトープでは水量と逃げ場が限られ、魚数や餌が多ければ自然浄化の能力を超えます。水温、水位、死骸、過密を人が確認する必要があります。
地域の自然と飼育環境をつなげない
採集生物や飼育生物を無計画に行き来させると、外来種、病原体、遺伝的背景を別の水域へ移す可能性があります。飼育容器の中で完結させることが基本です。
小さな水辺でも季節変化を受ける
自然浄化に関わる環境では、春の繁殖、夏の高水温、秋の植物枯死、冬の低水温などが起こります。暦だけで判断せず、実際の水温、水位、日照、生物の活動を見て管理します。
関連する生態系用語との関係
ビオトープと合わせて考えると、一つの生物だけでなく、植物、微生物、捕食者、栄養塩、人の管理が相互に影響していることが分かります。飼育環境と野外環境はつなげず、余剰生体や水草を自然水域へ放さないことが基本です。
観察と記録が小さな環境を守る
水位、最高水温、植物量、メダカの数、見つかった昆虫などを時々記録すると、季節による変化や異常を把握しやすくなります。自然に近い環境でも放置ではなく、必要なときだけ人が調整することが長期維持につながります。