カテゴリ:メダカ・品種
スワローメダカとは、背びれ、尻びれ、尾びれなどの一部が不規則に長く伸びる特徴を持つ改良メダカです。ヒレ全体が均一に大きくなるというより、一部の軟条が飛び出すように伸びる独特の姿が特徴です。
スワローの特徴
伸びる場所や本数は個体によって異なります。尾びれの上下が長く伸びる個体、背びれや尻びれの一部だけが伸びる個体などがあり、同じ兄弟でも見た目が大きく変わります。
この不規則さがスワローの個性であり、完全に同じヒレ形状を固定するのは難しい特徴です。
ヒレ長・ロングフィンとの違い
ヒレ長メダカやロングフィンでは、ヒレ全体が大きく伸びるタイプがあります。
スワローでは「一部が不規則に突出して伸びる」という見え方が特徴的です。ただし複数のヒレ伸長形質を併せ持つ系統もあり、外見だけでは由来を判断できない場合があります。
若魚では判断しにくいことがある
小さい段階では伸長が十分に現れておらず、成長に伴ってヒレ先が目立ってくる個体があります。そのため、稚魚や若魚を見ただけで最終的なスワロー表現を確定しにくい場合があります。
飼育
長く飛び出したヒレは傷みやすいため、網での扱い、過密、強い水流に注意します。ヒレの先端が傷ついても再生することはありますが、傷口から病気が進行しないよう水質を安定させます。
繁殖
スワロー同士の繁殖でも、ヒレが伸びる場所・本数・程度はばらつきます。繁殖では「スワローが出るか」だけでなく、目的の体色や体型と組み合わせて選別します。
スワローとヒレの傷を見分ける
スワローではヒレの軟条が伸びるため、形が不規則でも正常な形質です。一方、外傷や病気でヒレ膜が欠けた場合は、裂け、白濁、充血などを伴うことがあります。
「ヒレがギザギザしている」という見た目だけで判断せず、左右のヒレ、軟条の伸び方、傷口の状態、泳ぎを観察すると区別しやすくなります。