亀田養魚では、特徴が分かりやすく、安定して生産できるメダカを主力品種として育てています。 現在の中心となっているのは、楊貴妃メダカ、ミユキメダカ、ブラック系ヒレ長メダカ、オレンジミユキメダカの4品種です。
楊貴妃メダカとミユキメダカは、改良メダカを代表する定番品種です。 ブラック系ヒレ長メダカとオレンジミユキメダカは、定番品種の分かりやすさを持ちながら、ヒレや体色などに新しい魅力を加えた、これからの主力品種として生産しています。
多くの品種を少量ずつ並べるのではなく、主力品種へ親魚、飼育容器、管理時間を集中し、品質、数量、価格を安定させることが亀田養魚の生産方針です。
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亀田養魚を支える4つの主力品種
現在の主力品種は、単に売れているメダカを並べたものではありません。 次の条件を重視して、生産する品種を選んでいます。
- 見たときに特徴が分かりやすいこと
- 健康で丈夫に育てやすいこと
- 次の世代を安定して生産できること
- まとまった数量を継続して用意できること
- 一般のお客様にも業者さまにも販売しやすいこと
- 価格を高くしすぎずに販売できること
- 数年後も定番または主力として残したい品種であること
楊貴妃メダカ
楊貴妃メダカは、鮮やかなオレンジ色の体色が特徴です。 離れて見ても色が分かりやすく、水槽、睡蓮鉢、ビオトープなど、さまざまな飼育容器で存在感があります。
改良メダカには新しい品種が次々に登場しますが、楊貴妃メダカは長く人気が続いている定番品種です。 丈夫で飼育しやすく、初めてメダカを飼う方にも、販売用としてまとまった数を必要とする業者さまにも選ばれています。
ヒレ長や複雑な表現を加えなくても、通常の楊貴妃メダカそのものに十分な魅力があります。 亀田養魚では、これからも主力の中心として生産を続ける品種です。
ミユキメダカ
ミユキメダカは、背中に入る体外光が特徴の定番品種です。 上から見たときに光が分かりやすく、改良メダカらしい魅力を初めて知る品種としても親しまれています。
体外光の長さには個体差があり、体の半分以上に光が入る個体を強光、口先まで光が伸びた個体をフルボディとして表記しています。 若いSサイズでは光が短い場合がありますが、成長にともなって体外光が伸びる個体もいます。
ミユキメダカは通常体型だけでも完成された魅力があり、楊貴妃メダカと同じく、今後も長く残る定番品種だと考えています。 通常のミユキメダカを軸にしながら、ロングフィンやリアルロングフィンなど、ミユキ系の発展品種も生産しています。
ブラック系ヒレ長メダカ
ブラック系ヒレ長メダカは、黒系の体色と長いヒレを組み合わせた品種です。 黒い体色だけでも存在感がありますが、成長とともにヒレが伸びることで、泳ぐ姿に優雅さが加わります。
小さいSサイズではヒレが十分に伸びておらず、特徴が分かりにくい場合があります。 成長するにつれて背びれ、尻びれ、尾びれなどが長くなり、ヒレ長らしい姿が確認しやすくなります。
体色の黒さやヒレの長さには個体差がありますが、ブラック系とヒレ長という二つの特徴が分かりやすく、一般販売と業者さま向け販売の両方で生産を増やしている品種です。
オレンジミユキメダカ(紅白入り)
オレンジミユキメダカは、オレンジ系の体色と、背中に入るミユキ系の体外光を組み合わせた品種です。 楊貴妃メダカのような明るい体色と、ミユキメダカの光を一緒に楽しめます。
個体によっては白地が入り、紅白メダカのように見える個体や、斑模様が入って三色のように見える個体も生まれます。 体色、白地、体外光の入り方には個体差がありますが、その変化もこの品種の魅力です。
オレンジミユキメダカは、生産数を増やしながら主力化を進めている品種です。 定番品種の分かりやすさを持ちつつ、成長や個体差も楽しめるため、今後さらに生産を強化していきます。
楊貴妃とミユキは長く残る定番品種
亀田養魚では、楊貴妃メダカとミユキメダカを、一時的な流行ではなく、これからも残り続ける定番品種だと考えています。
楊貴妃メダカはオレンジ色、ミユキメダカは体外光という、誰が見ても分かりやすい特徴があります。 品種名を知らない方でも見た目の違いを感じやすく、初めて飼う方にも説明しやすいメダカです。
新しい表現を生産する場合も、楊貴妃とミユキを基礎にすることで、特徴が分かりやすく、販売後も長く楽しめる品種を作りやすくなります。
新しい主力品種に求めること
新品種であることや、高額で販売されていることだけでは、亀田養魚の主力品種にはなりません。 生産を続ける品種には、見た目の魅力だけでなく、養魚場で安定して増やせることも必要です。
- 親魚が安定して産卵すること
- 受精卵と孵化する卵を確保しやすいこと
- 稚魚が育てやすいこと
- 特徴が次の世代へ現れやすいこと
- Sサイズまたは成長途中でも品種を分けやすいこと
- 販売価格と生産量のバランスが取れること
見た目が良くても、産卵数が少ない、未受精卵が多い、固定率が低いなどの理由で量産が難しい品種は、主力にしにくい場合があります。 反対に、安定して生産できる品種は、販売数量を増やし、価格を抑えて届けやすくなります。
主力以外の定番品種
4つの主力品種以外にも、白メダカ、ブラック系メダカ、パンダメダカ、アルビノメダカなど、長く親しまれている品種を生産・販売しています。
これらを大切でない品種と考えているわけではありません。 主力品種は、生産量や今後の事業方針を考えた中心品種であり、定番品種や特徴のある品種は、在庫や生産状況に応じて継続して取り扱います。
主力品種は生産状況に合わせて見直します
主力品種は、一度決めたら永久に変えないものではありません。 産卵量、固定率、育てやすさ、需要、販売後のお客様の反応などを確認しながら、毎年見直します。
一方で、品種を頻繁に入れ替えるのではなく、定番品種を中心に据え、必要な新品種だけを加える方針です。 「定番のメダカ」と「亀田養魚らしい新しいメダカ」の両方を、分かりやすくそろえていきます。
まとめ
亀田養魚の現在の主力品種は、楊貴妃メダカ、ミユキメダカ、ブラック系ヒレ長メダカ、オレンジミユキメダカの4品種です。
楊貴妃とミユキという長く残る定番品種を軸に、ブラック系ヒレ長とオレンジミユキを次の主力として育てています。 親魚、飼育容器、管理時間を集中し、特徴が分かりやすいメダカを、安定した品質・数量・適正価格でお届けします。
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