カテゴリ:エサ・生き餌
オオミジンコとは、Daphnia magnaとして知られる枝角類の一種で、観賞魚用に培養されるミジンコ類の中では比較的大型です。若魚・成魚のメダカが追って食べる生き餌として利用できます。
タマミジンコより大型
成体は小型のMoina類より大きくなるため、針子より成長したメダカ向けです。幼若個体は小さく、魚のサイズに合わせて利用できます。
ろ過摂食を行う
植物プランクトンや細菌などの微粒子を水中からこし取って食べます。培養水の餌濃度が低すぎると増殖が止まります。
単為生殖で増えやすい
良好な条件ではメス中心に増え、環境悪化時などには耐久卵を作る生活史を持ちます。
高温に弱い場合がある
培養系統や環境にもよりますが、真夏の高温で増殖が不安定になることがあります。直射日光による急な水温上昇を避けます。
与えすぎてもすぐ腐りにくい利点
生きた個体は淡水中で泳ぎ続けるため、人工餌のようにすぐ底で腐敗しにくい一方、魚が食べ切れないほど大量に入れる必要はありません。
生き餌は「餌」と「培養水」を分けて考える
オオミジンコを培養して与える場合、魚が食べる生物そのものと、その生物を育てている水は別です。培養水には餌残り、細菌、代謝産物などが含まれるため、必要以上の培養水をメダカ容器へ入れないようにします。
大きさと魚の成長段階を合わせる
ミジンコなどと比べ、オオミジンコが針子、稚魚、成魚のどの段階で食べやすいかを確認します。生き餌が豊富でも口に入らない大きさでは利用できないため、魚の成長に合わせて餌生物を切り替えます。
培養群は予備を残す
生き餌の培養は、水温上昇、酸欠、過密、餌の入れすぎなどで短期間に崩れることがあります。重要な種は一容器へ集中させず複数へ分け、すべてを給餌に使い切らないようにすると再培養しやすくなります。