カテゴリ:飼育・管理

蒸発とは、水面にある水分子が気体の水蒸気となって空気中へ移る現象です。フタのない水槽や屋外容器では、時間とともに水位が下がる主な原因になります。

蒸発量を左右する条件

水温が高い、空気が乾燥している、風が強い、水面が広いほど一般に蒸発しやすくなります。加温水槽でも水位低下が速くなることがあります。

水だけが減る

蒸発しても溶けているカルシウム、塩類、硝酸塩などの多くは残るため、水位が下がるほど濃度が高くなる場合があります。

足し水で水位を戻す

減った分は足し水で補えます。ただし蓄積物を除去する水換えとは別です。

小容器ほど影響が大きい

同じ1cmの水位低下でも、水深の浅い容器では全水量に対する減少割合が大きくなり、水温変化も受けやすくなります。

屋外では雨水との組み合わせもある

蒸発で減った後に大量の雨が入ると、水位だけでなく硬度やpHなどが変化する場合があります。越水にも注意します。

フタで減らせるが温度も変わる

水槽フタは蒸発を抑えますが、熱や湿気がこもりやすくなることがあります。夏の高温期は蒸発量だけでなく水温・通気とのバランスを確認します。

管理作業は前後を比較する

蒸発を行うときは、作業前の水温・水質・魚の状態を確認し、作業後に足し水や水換えへどのような変化が出たかを見ます。一度に複数条件を大きく変えない方が、問題が起きた際に原因を追いやすくなります。

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