カテゴリ:水質
雨水とは、大気中の水蒸気が凝結して雨として降った水です。地層を通る前なのでカルシウムやマグネシウムが少なく、一般に低硬度・低導電率になりやすい水です。
純水ではない
雨滴は大気中の二酸化炭素、海塩粒子、ほこりなどを取り込むため、蒸留水のような純水ではありません。地域や気象で組成が変わります。
屋根を通るとさらに変わる
雨どいで集める水は屋根材、鳥の糞、落ち葉、金属などの影響を受ける可能性があります。飲用・飼育利用では採取経路を考えます。
大量流入で硬度やpHが変わる
屋外容器へ大雨が入ると、元水が硬水だった場合は硬度・導電率が急に下がることがあります。
越水・流出にも注意
水質変化以前に、水位上昇でメダカが容器外へ流出する事故があります。オーバーフロー対策が重要です。
雨水だけの長期飼育はミネラルを確認する
非常に低硬度の水だけを使うと、pH緩衝力も小さくなる場合があります。実際のGH・KH・pHを測定して判断します。
水源を変更するときは少量から確認する
雨水を新しく飼育へ使う場合は、元の飼育水との水温、pH、硬度、導電率などを比較します。水源名だけでは水質を判断できないため、必要な項目を測定し、まず少量の換水や別容器で状態を確認してから使用範囲を広げます。
一つの項目だけで判断しない
メダカの状態を確認するときは、雨水だけで結論を出さず、地下水、軟水、KHなど関連する条件も合わせて見ます。水質異常は複数の要因が同時に起こることがあり、普段の測定値と魚の食欲・泳ぎ・呼吸の変化を組み合わせると原因を絞り込みやすくなります。