カテゴリ:飼育・管理
部分換水とは、飼育水をすべて捨てず、一部だけを新しい水へ交換する方法です。一般的な日常管理で使いやすく、水質を大きく変えずに老廃物を減らせます。
水質変化を小さくしやすい
全量を交換するより、新旧の水のpH・硬度・温度差による影響を小さくできます。
汚れを薄める
硝酸塩や溶けた有機物は、換水した割合に応じて減ります。例えば他条件が同じなら50%換水では水中濃度をおおむね半分へ下げられます。
底の汚れも一緒に吸い出す
ホースで底部の残餌や糞を吸いながら換水すると、水だけ替えるより有機物を効率よく除去できます。
ろ材を同時に洗いすぎない
大きな換水と同時にろ材を水道水で強く洗浄するなど複数の大きな変更を重ねると、生物ろ過が不安定になることがあります。
頻度は飼育負荷で変える
過密・多給餌では頻度や量を増やす必要があり、低密度で植物の多い環境では少なくて済む場合があります。
連続換水の考え方
一度の大換水で急変が心配な場合、時間を空けて小さな部分換水を複数回行う方法があります。ただし原因物質が急性毒性を示す場合は、魚の安全を優先して十分な希釈が必要です。
管理作業は前後を比較する
部分換水を行うときは、作業前の水温・水質・魚の状態を確認し、作業後に水換えや全換水へどのような変化が出たかを見ます。一度に複数条件を大きく変えない方が、問題が起きた際に原因を追いやすくなります。