カテゴリ:飼育・管理
全換水とは、飼育容器の水をほぼ全量排出し、新しい水へ入れ替える管理方法です。汚れを大きく減らせる一方、新旧の水質差が魚へ直接影響しやすい方法です。
日常管理では必須ではない
安定した水槽では部分換水で維持できることが多く、毎回全換水する必要はありません。
全換水が必要になる場面
薬剤や有害物質を急いで除去したい場合、容器を完全に洗浄・再構築する場合など、目的を明確にして行います。
水質差を小さくする
新しい水の温度、pH、塩素処理を確認し、魚を戻す際に急変が起きないようにします。
ろ過槽まで完全に洗うとは限らない
全換水と、水槽を全分解するリセットは別です。水を全部替えてもろ材を維持する場合があります。
屋外容器では状況が異なる
青水や底床を含む屋外飼育では、水全量を交換すると微生物環境も大きく変わることがあります。目的と魚の状態を見て判断します。
全換水後は再導入として扱う
魚を一時的に別容器へ出して全換水した場合、戻す際は新旧水の温度・pH差を確認します。元の容器だから水合わせ不要とは限りません。
管理作業は前後を比較する
全換水を行うときは、作業前の水温・水質・魚の状態を確認し、作業後に水換えや部分換水へどのような変化が出たかを見ます。一度に複数条件を大きく変えない方が、問題が起きた際に原因を追いやすくなります。