カテゴリ:飼育・管理
群泳とは、複数の魚が互いの位置を保ちながら、まとまって同じ方向へ泳ぐ行動です。メダカも状況によって群れを形成しますが、常に完全に整列して泳ぐわけではありません。
群泳と「集まっているだけ」の違い
魚が同じ場所にいるだけの状態は群集・集合で、方向や速度までそろって泳ぐ状態は英語でschoolingと区別されます。メダカでは餌場や日陰へ集まっているだけの場合もあります。
群れを作る理由
群れには捕食者を発見しやすくする、個体が狙われる確率を下げるなどの利点があります。外敵への警戒が強い状況では、普段より密集して泳ぐことがあります。
飼育下での見え方
落ち着いたメダカは容器全体へ散って泳ぐことも多く、群泳していないから異常というわけではありません。驚いた直後に一斉に同じ方向へ逃げる行動も見られます。
群泳とストレス
狭い場所へ異常に固まる、底で動かないなどの場合は、単なる群泳ではなく水質・水温・外敵・強い光などの影響も確認します。
観賞するときのポイント
群れの密度だけでなく、各個体の泳ぎが滑らかか、ヒレを開いているか、餌への反応があるかを見ると、健康な群泳か判断しやすくなります。
群れの変化を記録する
普段は散っている群れが急に一か所へ密集するなど、いつもと違う変化は環境変化の手掛かりになります。給餌前後、天候、水温と一緒に見ると、正常な群れ行動か警戒反応かを判断しやすくなります。
行動を判断するときの考え方
群泳だけを一場面で見て正常・異常を決めるのではなく、遊泳や活性、水温、給餌前後などを合わせて観察します。同じ群れの普段の状態を知っておくことが、変化を見つける最も実用的な基準になります。