カテゴリ:飼育・管理
水作りとは、メダカや観賞魚を安定して飼育できるよう、水質や微生物環境を整えることを指す飼育上の広い言葉です。科学的に一つの処理を指す専門用語ではありません。
新しい水を汲むだけではない
水道水なら残留塩素を処理し、水温を合わせることが出発点です。さらに継続飼育では生物ろ過や有機物管理も関係します。
透明な水=良い水とは限らない
アンモニアや亜硝酸は水が透明でも存在します。見た目だけでは安全性を判断できません。
バクテリア剤を入れるだけでもない
市販のバクテリア剤を使う方法はありますが、水作りは製品添加そのものを意味しません。アンモニア源とろ過環境がなければ硝化系は維持されません。
水槽サイクルとの関係
水槽サイクルは主に窒素循環が機能する状態を指し、水作りは温度・pH・塩素・微生物などを含むより広い表現です。
飼育方法によって良い水は違う
ろ過水槽、青水の屋外容器、植物を多く入れたビオトープでは管理方法が異なります。一つの見た目だけを理想としないことが重要です。
種水より成熟ろ材の方が微生物量を運びやすい
既存水槽の飼育水だけを移しても、硝化微生物の多くはろ材や底床など表面に付着しています。生物ろ過を移植したい場合は健康な水槽の成熟ろ材が有効です。
管理作業は前後を比較する
水作りを行うときは、作業前の水温・水質・魚の状態を確認し、作業後に水槽立ち上げや水槽サイクルへどのような変化が出たかを見ます。一度に複数条件を大きく変えない方が、問題が起きた際に原因を追いやすくなります。