カテゴリ:飼育・管理
水槽立ち上げとは、新しい水槽や容器を設置し、水、ろ過装置、底床などを準備して、生体を安定して飼える環境へ整えていく一連の作業です。
設備を動かすだけでは完成ではない
水を入れてフィルターを動かした直後は、アンモニアを処理する硝化微生物群が十分に増えていない場合があります。
窒素循環を作る
魚の排泄物などから生じるアンモニアを亜硝酸、さらに硝酸へ酸化する硝化が安定することが重要です。
カルキ抜きと温度を確認する
水道水を使う場合は残留塩素を処理し、飼育する魚に合う水温へ整えます。
最初から過密にしない
立ち上げ直後へ多数の魚を一度に入れると、発生するアンモニア量にろ過が追いつかない場合があります。
水質を測定する
アンモニア・亜硝酸などを測れば、見た目が透明でもろ過が安定しているか確認しやすくなります。
立ち上げ日数だけを基準にしない
『一週間回したから完成』のように日数だけで判断せず、魚を入れた後に処理できるアンモニア量を考えます。ろ材量、温度、pHによって硝化の立ち上がり速度は変わります。
管理作業は前後を比較する
水槽立ち上げを行うときは、作業前の水温・水質・魚の状態を確認し、作業後に水作りや水槽サイクルへどのような変化が出たかを見ます。一度に複数条件を大きく変えない方が、問題が起きた際に原因を追いやすくなります。