カテゴリ:ろ過・バクテリア

ゼオライトとは、規則的な微細孔を持つアルミノケイ酸塩鉱物の総称です。観賞魚用ろ材では、特定のゼオライトが持つ陽イオン交換能力を利用してアンモニウムイオンを保持する目的で使われます。

アンモニウムを交換保持する

ゼオライト中の交換可能な陽イオンと、水中のアンモニウムイオンが入れ替わることで保持されます。

能力には上限がある

交換サイトが埋まればアンモニウム保持能力は低下します。永久にアンモニアを除去できるわけではありません。

淡水で使いやすい

ナトリウムなど他の陽イオンが多い水では競合が起こり、性能が変化します。海水では淡水と同じ使い方ができない場合があります。

生物ろ過の代わりにしない

新規水槽の緊急的なアンモニア低減には役立つ場合がありますが、長期飼育では硝化系を安定させることが基本です。

製品ごとに性質が違う

天然・合成、粒径、鉱物組成によって性能が異なります。使用量や再生可否は製品説明を確認します。

実際のろ過能力は飼育条件で変わる

ゼオライトの性能は、製品名やろ材量だけで決まるものではありません。魚数、給餌量、水温、流量、酸素、汚れによる目詰まりなどで実際の処理能力は変化します。アンモニア・亜硝酸の測定や魚の呼吸、流量の変化を確認しながら、清掃や換水の頻度を調整します。

複数のろ過機能が重なることがある

ろ材は一つの働きだけを持つとは限りません。スポンジが粒子を捕まえながら微生物の定着面にもなるように、物理・生物・化学ろ過の役割が同時に現れることがあります。商品分類だけで判断せず、そのろ材が実際に何を除去・変換しているのかを考えると使い分けやすくなります。

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