カテゴリ:飼育・管理
リセットとは、飼育環境をいったん大きく解体し、底床や装飾、ろ過、水などを整理・洗浄・交換して再構築することを指す飼育用語です。
水換えより大きな作業
通常の部分換水では水槽構造を維持しますが、リセットでは底床を取り出す、レイアウトをやり直すなど環境を大幅に変更します。
行う目的
底床の長期汚染、レイアウト変更、病気後の消毒、設備更新など、通常管理では解決しにくい問題で行うことがあります。
生物ろ過を失う可能性
ろ材や底床をすべて新しくすると、成熟した硝化微生物も失われます。再立ち上げ後は新規水槽と同様にアンモニア・亜硝酸へ注意します。
魚の一時避難が必要
作業中の魚は別容器へ移し、水温と酸素を維持します。長時間になる場合は仮設ろ過やエアレーションを用意します。
頻繁なリセットは安定を壊す
少しコケが出た、見た目が気になるというだけで毎回全解体すると、水槽の生物環境が安定しにくくなります。まず通常の清掃や換水で対応できるか考えます。
リセット前に原因を整理する
何が問題だったのか分からないまま再構築すると、同じ給餌量・過密・照明条件で再発することがあります。コケ、水質、病気などリセット理由を整理してから条件を変えます。
管理作業は前後を比較する
リセットを行うときは、作業前の水温・水質・魚の状態を確認し、作業後に水槽立ち上げや全換水へどのような変化が出たかを見ます。一度に複数条件を大きく変えない方が、問題が起きた際に原因を追いやすくなります。