カテゴリ:飼育・管理
水の白濁とは、飼育水が透明ではなく白色から灰白色に濁って見える状態です。原因は一つではなく、微細な底床粒子、細菌などの微生物、有機物の増加などがあります。
立ち上げ直後の白濁
新しい底床の細粉が舞う場合と、環境変化に伴い従属栄養細菌が増える場合があります。
餌の与えすぎ
残餌や有機物が多いと細菌が増え、水が白く見えることがあります。アンモニアや酸素消費も同時に確認します。
白濁=有害とは限らない
細かな無機粒子で白いだけなら魚への直接毒性は低い場合があります。一方、細菌増殖を伴う水質悪化なら対応が必要です。
まず測定する
アンモニア、亜硝酸、pHなどを確認し、魚の呼吸・食欲も観察します。見た目だけで薬剤を投入しないことが重要です。
原因を減らす
過剰給餌を止め、必要に応じて部分換水や機械ろ過を行います。新規水槽ならサイクルが安定するまで生体追加を控えます。
濁りの色を観察する
白濁、緑濁り、茶色い濁りでは原因候補が異なります。白い細菌濁りと植物プランクトンによる青水を同じ対策で処理せず、色・発生時期・水質を確認します。
原因を一つに決めつけない
水の白濁が疑われる状態でも、似た症状を起こす原因は複数あります。水槽立ち上げや水槽サイクル、水温、水質、発生した時間帯を確認し、一匹だけなのか群れ全体なのかを分けて考えると原因を絞り込みやすくなります。