カテゴリ:繁殖・成長

積算温度とは、一定期間の温度を時間とともに積み上げた値です。メダカ飼育では、卵の孵化時期を予測する簡易的な目安として「水温×日数」のように使われることがあります。

簡単な計算例

水温25℃で10日間管理した場合、単純計算では250℃・日になります。水温が20℃なら同じ積算値に達するまでより長い日数が必要です。

毎日水温が変わる場合

屋外では水温が一定ではないため、各日の平均水温を足し合わせて考える方法があります。例えば23℃、25℃、27℃の3日なら合計75℃・日です。

孵化を完全に予測できる公式ではない

発生速度と温度の関係は全温度帯で完全な直線ではありません。低すぎる・高すぎる温度では正常発生そのものが難しくなるため、積算値だけが同じでも結果が同じとは限りません。

個体差もある

同じ温度で管理した同じ採卵日の卵でも、孵化にはばらつきがあります。積算温度は「この頃から孵化が始まりそう」という管理上の目安として使うのが適切です。

胚の状態と合わせて見る

実際の管理では、積算温度に加えて発眼、血流、胚の動きなどを確認すると、孵化の近さをより判断しやすくなります。

日平均水温を使うと実用的

屋外では朝夕と日中で水温が大きく変わります。厳密な研究計算でなければ、日平均水温を使って概算し、胚の実際の発達と照らし合わせる方法が実用的です。

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