カテゴリ:繁殖・成長
幼魚とは、孵化後の仔魚・稚魚期を経て成長したものの、まだ成魚として成熟していない若い魚を表す一般的な言葉です。メダカ飼育では「若魚」と近い意味で使われることがあります。
稚魚より成魚に近い
幼魚では体の基本形が整い、ヒレや鱗も発達して、泳ぎ方や餌の取り方が成魚に近づきます。一方、性成熟や成魚の二次性徴はまだ十分でない場合があります。
若魚との違い
若魚も若い魚を指す言葉で、両者の間に全国共通の厳密なサイズ境界はありません。幼魚は生物学的な発育段階を意識した言い方、若魚は飼育・販売で幅広く使われる言い方と考えると分かりやすくなります。
品種特徴が分かりやすくなる
体色や光沢などが成長して現れ、選別しやすくなる時期です。ただし体外光やヒレ長などはさらに成長後も変化することがあります。
成長速度には個体差がある
同じ月齢でも飼育密度、餌、水温、遺伝的要因などでサイズが違います。月齢だけで幼魚・成魚を完全に区切ることはできません。
雌雄判別が進む
成熟へ近づくと背ビレや尻ビレの雌雄差が現れ始めます。まだ不明瞭な個体も多いため、繁殖用の雌雄選別は十分に成長してから行う方が確実です。
幼魚は環境変化への順応も進む
仔魚期より体力がつき、餌の種類や飼育環境の選択肢が増えます。ただし急な水温差や水質変化に強くなったと決めつけず、移動時には成魚と同様に徐々に順応させます。