カテゴリ:繁殖・成長
稚魚とは、孵化直後の仔魚・針子から成長し、魚らしい体型がはっきりしてきた若いメダカを指します。日常飼育では成魚になる前の小さな個体を広く稚魚と呼ぶこともあります。
針子との違い
針子は孵化直後の非常に細い段階です。稚魚になると体に厚みが出て、ヒレや鱗なども発達し、泳ぎが安定してきます。
食べられる餌が増える
口が大きくなるため、細粉餌だけでなく少し大きな人工飼料や小型の生き餌も食べられるようになります。ただし体サイズに合わない大粒餌は残餌になりやすくなります。
成長差が広がる時期
同じ孵化日でも、餌を多く取れる個体ほど大きくなり、兄弟内でサイズ差が生じます。差が大きくなると小さい個体がさらに餌を取りにくくなることがあります。
サイズ分けの効果
大きい稚魚と小さい稚魚を分けることで、餌競争を減らし、小さい個体の成長を助けやすくなります。共食いのリスクを抑える意味もあります。
品種判別が進む
成長に伴い、体色、黒斑、ラメ、体外光、ヒレ形状など品種ごとの特徴が徐々に見えるようになります。ただし完成時期は形質によって異なります。
稚魚期は選別を急ぎすぎない
小さい段階で見えない形質が、成長後に現れることがあります。品種によっては早期選別が可能でも、体外光・模様・ヒレなど最終表現が遅い特徴は、十分なサイズまで育ててから評価する方が確実です。