カテゴリ:体色・表現

斑紋とは、生物の体表に現れる斑点、線、まだら模様など、周囲と色の異なる模様を広く表す言葉です。メダカだけの専門用語ではなく、魚類や動物の体の模様を説明するときに一般的に使われます。

柄より広い説明用語

柄は観賞上の模様を日常的に表す言葉です。一方、斑紋は体表に現れる模様そのものを形態的に説明するときに使いやすい言葉です。

丸い斑点、帯状の模様、不規則な斑など、形はさまざまです。

改良メダカの「斑」との違い

改良メダカでは斑(まだら)が一つの形質名として使われ、黒色が不規則に散る錦模様を指す場合があります。斑紋はそれより広い言葉で、特定の形質だけに限定されません。

模様を作る色素胞

黒い斑紋には黒色素胞、黄・橙色の模様には黄色素胞などが関係します。さらに虹色素胞による光沢が重なると、同じ色の斑紋でも見え方が変化します。

遺伝と発生

斑紋ができるには、どの色素胞が体のどこへ移動し、どこで増殖・分化するかが関係します。模様の基本的な傾向は遺伝しても、個々の斑点の位置まで完全に同じになるとは限りません。

斑紋は品種名より広い概念

同じ品種でも一匹ずつ斑紋が異なることがあり、反対に異なる品種でも似た模様が現れることがあります。

斑紋は外見を記述するための言葉であり、それだけで血統や品種を決めるものではありません。系統情報と模様の観察を分けて考えます。

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