カテゴリ:体色・表現
斑とは、メダカの体に色が不規則な斑状・まだら状に現れる模様を表す言葉です。改良メダカの形質分類では、とくに黒色が不規則に散る「斑(錦)」という特徴として使われます。
黒色素胞による模様
黒い斑には黒色素胞が関係します。体全体を均一に黒くするのではなく、場所ごとに黒色素胞がまとまって現れることで模様になります。
三色メダカとの関係
三色メダカでは白・朱赤・黒の三色のうち、黒い部分が斑として現れることがあります。黒斑の大きさ、数、位置によって一匹ずつ違う柄になります。
ブラックリムとの違い
ブラックリムでは鱗の縁などに沿って黒が規則的に見える傾向があります。それに対して斑は、離れた複数の場所に不規則な黒模様が現れる点が特徴です。
成長や背景で見え方が変わる
若魚では黒斑が薄く、成長とともに濃くなる個体があります。また黒色素胞は背地反応を示すため、白い容器に移した直後には斑が薄く見える場合があります。
同じ柄はほとんどない
斑の「出る性質」を受け継いでも、その位置まで親と同じになるわけではありません。模様系メダカの繁殖では、一腹の中から好みの柄を選ぶ楽しみがあります。
斑の濃さと位置を分けて見る
黒斑が濃いことと、模様の配置が良いことは別の要素です。三色では黒が強すぎると赤白が隠れ、弱すぎると三色らしさが出にくくなります。
繁殖では黒斑の有無だけでなく、色面積とのバランスも見ながら親を選ぶことがあります。