カテゴリ:水質

塩分濃度とは、水中に溶けている塩類の量を表す言葉です。海水では多数の塩類を含む総合的な塩分を扱いますが、淡水のメダカ飼育で「0.5%塩水」などと言う場合は主に加えた食塩濃度を指します。

単位を確認する

%、‰(ppt)、g/Lなど複数の表記があります。質量/体積で0.5%食塩水を作るなら、目安として水1Lに食塩5gという計算が使われます。

蒸発で濃くなる

塩水から蒸発するのは主に水で、塩は残ります。蒸発分を補うときに同じ濃度の塩水を足すと、濃度が上がります。

換水では抜いた塩量を考える

塩水浴中に水を半分交換すれば塩も半分程度外へ出ます。維持する場合は新しく入れる水に必要量を計算します。

導電率でも変化が分かる

塩化ナトリウムなどのイオンが増えると導電率は上がりますが、ECだけから塩化ナトリウム濃度を正確に決めるには組成の前提が必要です。

塩分は治療目的と通常飼育を分ける

淡水魚の塩水浴は特定の目的・期間で行う管理で、すべてのメダカを常時高塩分で飼う必要があるという意味ではありません。

測定値を比較するときのポイント

塩分濃度を経時的に比較する場合は、同じ測定器・試薬、同じ単位、できるだけ同じ時間帯で測ります。測定器は校正や電極の汚れでも値が変わるため、異常値が出たときは再測定し、魚の行動や他の水質項目と照らし合わせます。

一つの項目だけで判断しない

メダカの状態を確認するときは、塩分濃度だけで結論を出さず、塩浴、導電率、TDSなど関連する条件も合わせて見ます。水質異常は複数の要因が同時に起こることがあり、普段の測定値と魚の食欲・泳ぎ・呼吸の変化を組み合わせると原因を絞り込みやすくなります。

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