カテゴリ:体型・ヒレ・身体
背曲がりとは、メダカの背骨が本来の滑らかな輪郭から外れ、上・下・左右へ曲がって見える状態を表す言葉です。軽い湾曲から、泳ぎに影響するほど強い変形まで程度には差があります。
一つの原因だけで起こるわけではない
背曲がりは、先天的な発生異常、遺伝的な要因、成長時の環境、外傷、栄養状態、老化など複数の原因で起こる可能性があります。見た目だけで原因を一つに決めることはできません。
体型と背曲がりは別に考える
ダルマ体型やショートボディは、胴が短いことを特徴とする体型です。短い体だから背曲がりという意味ではありません。
一方で、体型が短い個体の中にも背骨の強い湾曲が見られる場合があるため、体の長さと背骨の形は分けて観察します。
泳ぎへの影響
軽い背曲がりでは普通に泳ぎ、餌を食べられる個体もいます。湾曲が強い場合は、姿勢維持、方向転換、産卵行動などに影響することがあります。
繁殖親として使うか
原因が分からない背曲がりを持つ個体を繁殖に使うと、同様の体型が子に現れる可能性を否定できません。系統維持では、背骨がまっすぐで健康に泳ぐ個体を親に選ぶ方法が一般的です。
急に曲がった場合
成魚が急に姿勢を崩した場合は、単なる体型ではなく、外傷や神経・筋肉の異常、浮力障害など別の問題も考えます。急変時は泳ぎ、食欲、呼吸など他の症状も確認します。
写真だけでは分かりにくい場合がある
軽い背曲がりは静止画では姿勢の問題に見えることがあります。横から泳ぐ様子を観察し、常に同じ位置で曲がっているか、泳ぐときだけ一時的に体を曲げているのかを区別すると判断しやすくなります。