カテゴリ:水質
井戸水とは、浅井戸や深井戸などを利用して地下からくみ上げる水です。水道水と違って塩素消毒されていない場合が多く、地域の地質や井戸深度によって水質が大きく異なります。
水温が比較的安定する
地下水は外気温の短期変化を受けにくく、年間を通じて比較的一定の温度になることがあります。大量の飼育水を使う施設では利点になる場合があります。
溶存酸素が少ない場合がある
地下で空気と接していない水は酸素が少なく、二酸化炭素を多く含むことがあります。使用前に曝気すると状態が変化します。
ミネラルに地域差がある
カルシウム、マグネシウム、鉄、マンガンなどが多い井戸もあり、硬度・導電率・色・沈殿へ影響します。
飲用可否と魚への適性は別
飲用検査を満たしていても魚に最適とは限らず、逆に飲用不可の理由が魚へ同じ影響を与えるとも限りません。目的に合う項目を検査します。
新しい井戸は試験して使う
pH、硬度、導電率、鉄類、酸素などを確認し、小規模で魚の状態を見てから全面利用すると安全です。
水源を変更するときは少量から確認する
井戸水を新しく飼育へ使う場合は、元の飼育水との水温、pH、硬度、導電率などを比較します。水源名だけでは水質を判断できないため、必要な項目を測定し、まず少量の換水や別容器で状態を確認してから使用範囲を広げます。
一つの項目だけで判断しない
メダカの状態を確認するときは、井戸水だけで結論を出さず、地下水、水道水、硬度など関連する条件も合わせて見ます。水質異常は複数の要因が同時に起こることがあり、普段の測定値と魚の食欲・泳ぎ・呼吸の変化を組み合わせると原因を絞り込みやすくなります。