[2026年5月19日投稿]
屋外でメダカ飼育をするときに、赤玉土を入れた方がいいのか、底砂なしで管理した方がいいのか迷う方は多いと思います。
結論からいうと、赤玉土が必要かどうかは、飼育の目的によって変わります。
ビオトープのように植物も楽しみたいなら赤玉土は相性がよく、稚魚を育てたいなら赤玉土なしの方が管理しやすい場合があります。
屋外でのメダカ飼育では、赤玉土あり・赤玉土なしのどちらにもメリットがあります。見た目を楽しむのか、稚魚を育てるのかによって使い分けることが大切です。

ビオトープ向けなら赤玉土は相性がいい
屋外で睡蓮や抽水植物などを入れて、見た目も楽しむビオトープのようなメダカ飼育をしたい場合は、赤玉土を敷く方法が向いています。
赤玉土を入れることで植物を植えやすくなり、容器の見た目も自然な雰囲気になります。
また、屋外飼育では水が青水になることがあります。青水は植物プランクトンが増えた状態で、環境によっては水質がアルカリ性寄りになり、植物の種類によっては育ちにくく感じることがあります。
その点、赤玉土などを入れると、植物プランクトン優勢の水よりも、バクテリアが働きやすい環境になり、青水になりにくい傾向があります。
植物をしっかり育てたい場合や、青水ではなく澄んだ水でメダカを飼育したい場合には、赤玉土ありの方が相性はよいです。
稚魚を育てるなら赤玉土なしもおすすめ
一方で、メダカの稚魚を育てる目的なら、赤玉土を入れない方が管理しやすい場合があります。
その理由は、稚魚の育成には青水が役立つことが多いからです。
青水の中には植物プランクトンなどの小さな生き物が含まれており、稚魚は泳ぎながらそれらを口にすることができます。
人工飼料だけでは食べ残しや食べ損ねが出ることがありますが、青水なら水中に餌が広がっているような状態になるため、稚魚が自然に口にしやすく、落ちにくいというメリットがあります。
そのため、稚魚を増やしたい、育成効率を上げたいという場合は、あえて赤玉土を入れずに、青水管理をしやすくする考え方もあります。

赤玉土ありと赤玉土なしは目的で使い分ける
屋外でのメダカ飼育では、赤玉土ありと赤玉土なしのどちらが正解というわけではありません。
たとえば、次のように考えると分かりやすいです。
- ビオトープとして楽しみたい → 赤玉土あり
- 植物も育てたい → 赤玉土あり
- 青水を抑えたい → 赤玉土あり
- 稚魚を育てたい → 赤玉土なし
- 青水を活かしたい → 赤玉土なし
このように、見た目重視なのか、繁殖や育成重視なのかで向いている形が変わります。
赤玉土は屋外のメダカ飼育で便利な底砂ですが、すべての飼育に必ず必要というわけではありません。
赤玉土を使うときの注意点
赤玉土をメダカ飼育の底砂として使う場合は、そのまま入れるのではなく、ひと手間かけてから使うのがおすすめです。
まず、赤玉土は何度か軽くすすいで、細かい粉や汚れを落としておくと使いやすくなります。
ただし、強く洗いすぎると赤玉土が崩れやすくなるため、やさしく扱うのがポイントです。
気になる場合は、熱湯をかけるか、天日干しをして乾燥させるとより安心です。
屋外で使う赤玉土には細かな汚れや不要なものが混じっていることもあるため、事前に下準備をしておくと立ち上げが安定しやすくなります。

水を張るときは赤玉土が舞わないようにする
赤玉土を敷いた容器にそのまま勢いよく水を入れると、赤玉土が舞って水が濁りやすくなります。
そのため、水を張るときは皿などを置いて、その上から静かに水を注ぐのがおすすめです。
こうすることで赤玉土が舞いにくくなり、きれいに立ち上げやすくなります。
最初は多少濁ることもありますが、時間が経つと落ち着いてくることが多いです。
まとめ
屋外でのメダカ飼育に赤玉土が必要かどうかは、何を重視するかで変わります。
ビオトープ向けで植物を育てたいなら、赤玉土を使った底砂ありの飼育が向いています。反対に、メダカの稚魚を育てたいなら、青水を活かしやすい赤玉土なしの管理が向いている場合があります。
メダカ飼育を屋外で楽しむ場合、赤玉土は必ず必要なものではありませんが、ビオトープや植物を楽しみたい方には使いやすい底砂です。
屋外飼育は自由度が高いので、見た目を楽しむのか、稚魚をしっかり育てるのかを先に決めると、赤玉土あり・なしの選び方もしやすくなります。
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