カテゴリ:飼育・管理
水合わせ失敗とは、購入・移動したメダカを新しい水へ導入する際、水温や水質の変化が大きすぎるなどして、導入直後から強い不調が出る状態を指す飼育上の表現です。
温度差
袋の水と飼育水に大きな温度差があるまま移すと、急激な代謝変化が負担になります。
pH・硬度・塩分差
水温が同じでも、水質が大きく異なれば浸透圧や酸塩基調節へ影響します。
輸送水そのものの悪化
長時間輸送では排泄物や二酸化炭素がたまり、袋を開けて時間が経つことで化学状態が変わる場合があります。長時間かければ必ず安全とは限りません。
病気と混同しない
導入数日後に病気が発症した場合、輸送ストレスで潜在的な病気が顕在化した可能性もあります。すべてを水合わせだけのせいにしません。
予防
温度を合わせ、新水を段階的に混ぜ、差が大きい場合は点滴法などを検討します。導入後は照明や給餌を控えめにして観察します。
導入直後の死亡を一つの原因に決めない
水合わせ失敗、輸送ダメージ、酸欠、病気などは似た経過を示すことがあります。元水・新水の温度とpH、輸送時間、到着時の魚の状態を記録しておくと原因を検討しやすくなります。
原因を一つに決めつけない
水合わせ失敗が疑われる状態でも、似た症状を起こす原因は複数あります。水合わせや温度合わせ、水温、水質、発生した時間帯を確認し、一匹だけなのか群れ全体なのかを分けて考えると原因を絞り込みやすくなります。