カテゴリ:飼育・管理
点滴法とは、細いチューブを使って移動先の水を一滴ずつ元水へ加え、時間をかけて水質を近づける方法です。英語ではdrip acclimationと呼ばれます。
水質差をゆっくり小さくする
pH、硬度、塩分などに差がある場合、少量ずつ新水を加えることで急な変化を避けやすくなります。
流量を調整する
エアチューブに結び目やコックを付け、一定速度で滴下します。容器の水量が徐々に増えるようにします。
温度低下に注意する
小さな別容器で長時間点滴すると、室温の影響で水温が下がることがあります。水質を合わせる間に温度差が広がらないよう確認します。
長ければ長いほど良いわけではない
輸送水にアンモニアがたまっている場合、長時間魚をその水へ置き続けることが負担になる可能性があります。用途に応じて時間を決めます。
メダカでは常に必須ではない
元水と新水の差が小さい場合は通常の段階的な水合わせで十分なこともあります。点滴法は差の大きさや魚の状態に応じて使います。
容器あふれにも注意する
点滴中は水量が増え続けるため、受け容器の容量に余裕を持たせます。長時間行う場合は魚が飛び出さないよう高さやフタにも配慮します。
管理作業は前後を比較する
点滴法を行うときは、作業前の水温・水質・魚の状態を確認し、作業後に水合わせや温度合わせへどのような変化が出たかを見ます。一度に複数条件を大きく変えない方が、問題が起きた際に原因を追いやすくなります。