カテゴリ:飼育・管理
威嚇とは、相手に自分の存在や優位性を示し、距離を取らせる行動です。メダカではオス同士や限られた空間で追いかける行動として見られることがあります。
追いかけるだけでは意味を決められない
追尾は求愛でも威嚇でも見られます。誰が誰を追うのか、その後に産卵姿勢へ移るのか、相手が逃げ続けるのかを見て判断します。
オス同士の競争
繁殖期のオスはメスへの接近機会をめぐって他のオスを追うことがあります。小さな容器では逃げる距離が短いため、攻撃が目立ちやすくなります。
ヒレを傷める場合
短時間の追尾は正常行動でも、同じ個体だけが一日中追われ、ヒレが裂ける、餌を食べられない状態なら飼育上の問題になります。
隠れ場所と空間
水草や容器内の視線を遮る場所があると、追われる個体が距離を取りやすくなります。過密または逆に少数で攻撃が集中していないかも確認します。
隔離という選択
特定個体への攻撃が続く場合は、攻撃側または弱った個体を隔離し、回復と再編成を行う方法があります。
攻撃される個体側も見る
追う個体だけでなく、追われる個体が痩せていないか、ヒレを閉じていないか、餌場へ出られているかを確認します。行動の強さは相手への影響まで見て判断します。
行動を判断するときの考え方
威嚇だけを一場面で見て正常・異常を決めるのではなく、追尾や縄張り、水温、給餌前後などを合わせて観察します。同じ群れの普段の状態を知っておくことが、変化を見つける最も実用的な基準になります。