カテゴリ:繁殖・成長
オスとは、繁殖において精子を作る雄のメダカです。成熟するとメスへ求愛し、産卵時に体を寄せて放精します。改良メダカの飼育では、繁殖用の親を選ぶために雌雄を見分ける機会が多くあります。
オスの見分け方
成熟した普通体型のメダカでは、オスはメスより背ビレと尻ビレが大きく発達する傾向があります。尻ビレの後縁は比較的直線的に見えます。
背ビレの後方には切れ込みが目立つことがあり、複数の特徴を合わせると判別しやすくなります。
体型だけで断定しない
若魚では二次性徴が十分に現れておらず、オスでもヒレが小さく見えます。またダルマ、ヒカリ体型、ヒレ長などでは通常の判別基準が分かりにくくなることがあります。
繁殖時の行動
繁殖可能なオスはメスを追尾し、体を寄せる求愛行動を行います。産卵時にはメスが放卵するのに合わせて放精し、水中で受精が起こります。
オスが多すぎる場合
少数のメスに多数のオスを入れると、追尾が続いてメスが消耗する場合があります。繁殖群ではメスの状態を観察し、過度な追い回しが続く場合は匹数や組み合わせを調整します。
親魚として選ぶとき
目的の色や光沢だけでなく、体型が整い、ヒレに大きな欠損がなく、よく泳ぎ餌を食べる健康な個体を親に選ぶことが基本です。
繁殖記録ではオスを識別する
複数の組み合わせを試す場合は、オスごとに親番号を付けておくと、受精率や子の表現を比較できます。同じ品種名でも個体ごとに遺伝的な組み合わせが異なるため、親の記録は系統管理に役立ちます。