カテゴリ:繁殖・成長
求愛行動とは、繁殖の前にオスがメスへ接近し、産卵へつながる一連の行動を行うことです。メダカではオスがメスを追い、近くで泳ぎ、体を寄せる行動が観察されます。
追尾から始まることが多い
繁殖意欲の高いオスはメスの後を追い、体側や前方へ回り込むように泳ぎます。単なる攻撃的な追いかけと似て見えることもありますが、その後の産卵姿勢まで続くかを見ると区別しやすくなります。
体を寄せて産卵する
産卵直前にはオスがメスへ体を密着させるようにし、両個体が細かく震える動きを見せます。メスの放卵に合わせてオスが放精し、体外受精が起こります。
時間帯の影響
飼育下のメダカでは、長日条件下で明期開始の前後に求愛・産卵が集中することが知られています。屋外では日の出や季節、天候などによって活動時刻が変わります。
追われるメスの状態を見る
メスが産卵可能な状態でないのにオスが繰り返し追うと、疲労やヒレ傷みにつながることがあります。狭い容器で逃げ場がない場合は特に注意します。
求愛がない場合
未成熟、低水温、短日、体調不良などではオスの求愛が弱くなることがあります。オスがいるだけで必ず産卵するわけではありません。
求愛と威嚇を見分ける
オス同士でも追尾や接近が見られるため、追いかける行動だけで求愛とは断定できません。メスへの接近後に体を寄せ、放卵・放精へ続く一連の流れを見ることで判断しやすくなります。