カテゴリ:水質
アルカリ性とは、水溶液のpHが中性より高い側にある状態です。淡水飼育では弱アルカリ性の水も普通に存在しますが、高pHではアンモニアの化学形態などが変わるため水質全体で評価します。
アルカリ性と硬水は同じではない
硬水は主にカルシウム・マグネシウムが多い水を指し、アルカリ性はpHの状態です。両者は関連することがありますが同義ではありません。
高pHではNH3割合が増える
総アンモニア量が同じでも、pHが高いほど非イオン型アンモニアNH3の割合が増え、魚への毒性が高まりやすくなります。
光合成で日中に上がることがある
植物プランクトンや水草が二酸化炭素を消費すると、水中の炭酸平衡が変わりpHが上昇する場合があります。
急なpH上昇を避ける
底床・石の変更や大量換水で水質が大きく変わる場合があります。新しい材料を使うときは水質への影響を確認します。
数値を下げることだけを目的にしない
安定した弱アルカリ性の水を薬剤で急に酸性側へ動かす方が負担になる場合があります。魚の状態と変化幅を見ます。
水源を変更するときは少量から確認する
アルカリ性を新しく飼育へ使う場合は、元の飼育水との水温、pH、硬度、導電率などを比較します。水源名だけでは水質を判断できないため、必要な項目を測定し、まず少量の換水や別容器で状態を確認してから使用範囲を広げます。
一つの項目だけで判断しない
メダカの状態を確認するときは、アルカリ性だけで結論を出さず、pH、中性、硬度など関連する条件も合わせて見ます。水質異常は複数の要因が同時に起こることがあり、普段の測定値と魚の食欲・泳ぎ・呼吸の変化を組み合わせると原因を絞り込みやすくなります。