カテゴリ:水質
KHとはKarbonathärteに由来するアクアリウム用語で、日本語では炭酸塩硬度と呼ばれます。実際の多くのKH試薬は、水が酸を中和する能力であるアルカリ度を滴定で測るため、単純に炭酸塩だけの量とは限りません。
pHを安定させる緩衝力
水中の炭酸水素イオンや炭酸イオンは、酸が加わったときに中和へ働きます。KHが極端に低い水ではpHが変動しやすくなることがあります。
GHとの違い
GHは主にカルシウム・マグネシウム量、KHは酸中和能力の目安です。石や水源によって両方高いこともありますが、別々に測る指標です。
硝化でアルカリ度が消費される
アンモニアが硝酸へ酸化される硝化過程ではアルカリ度が消費されます。低KHの閉鎖水槽では長期的にpHが低下しやすくなる場合があります。
CO2との関係
炭酸系は二酸化炭素、炭酸水素イオン、炭酸イオンの平衡で成り立ち、pHによって比率が変わります。
測定値の名称に注意する
メーカーによってKH・アルカリ度として表示する内容や単位が異なることがあります。試薬説明書の測定対象と単位を確認します。
測定値を比較するときのポイント
KHを経時的に比較する場合は、同じ測定器・試薬、同じ単位、できるだけ同じ時間帯で測ります。測定器は校正や電極の汚れでも値が変わるため、異常値が出たときは再測定し、魚の行動や他の水質項目と照らし合わせます。
一つの項目だけで判断しない
メダカの状態を確認するときは、KHだけで結論を出さず、GH、硬度、pHなど関連する条件も合わせて見ます。水質異常は複数の要因が同時に起こることがあり、普段の測定値と魚の食欲・泳ぎ・呼吸の変化を組み合わせると原因を絞り込みやすくなります。