カテゴリ:水質
GHとはGeneral Hardnessの略で、アクアリウムでは水中の主にカルシウムイオンとマグネシウムイオンによる総硬度を表す指標です。市販試薬では滴定回数から°dHなどで測定します。
GHが示すもの
カルシウムとマグネシウムは魚の浸透圧調節や骨格形成などに関係するミネラルです。GHはこれらの量をまとめて把握する目安になります。
KHとは測る対象が違う
GHは主にCa・Mg、KHは炭酸水素塩などによる酸中和能力の目安として使われます。数値が必ず比例するわけではありません。
単位を確認する
°dGH、ppmまたはmg/L CaCO3換算など複数の表記があります。数値を比較するときは同じ単位へそろえます。
水源で変わる
石灰岩地帯の地下水などはGHが高くなりやすく、雨水やRO水は非常に低くなります。
メダカでは安定性を重視する
特定の一値へ無理に合わせるより、極端な軟水・硬水への急変を避け、繁殖・成長が安定しているかを見ます。
測定値を比較するときのポイント
GHを経時的に比較する場合は、同じ測定器・試薬、同じ単位、できるだけ同じ時間帯で測ります。測定器は校正や電極の汚れでも値が変わるため、異常値が出たときは再測定し、魚の行動や他の水質項目と照らし合わせます。
一つの項目だけで判断しない
メダカの状態を確認するときは、GHだけで結論を出さず、硬度、KH、軟水など関連する条件も合わせて見ます。水質異常は複数の要因が同時に起こることがあり、普段の測定値と魚の食欲・泳ぎ・呼吸の変化を組み合わせると原因を絞り込みやすくなります。