カテゴリ:繁殖・成長
発眼とは、発生中のメダカの胚で眼が形成され、色素が現れて黒い点として目立つようになることです。卵を肉眼で見ても胚の位置や生存を確認しやすくなる段階です。
眼は徐々に形成される
発生初期から眼の原基は作られますが、最初から黒く見えるわけではありません。発生が進むと眼の組織に色素が現れ、左右の眼が明確になります。
発眼卵とは
眼がはっきり見えるまで発生した卵は発眼卵と呼ばれます。観賞魚の繁殖では、受精直後よりも発生が進んだ状態を示す目安として使われます。
発眼すると孵化が近い?
発眼は発生がかなり進んだことを示しますが、眼が見えた直後に必ず孵化するわけではありません。その後も体の成長、血流、ヒレや口などの発達が続きます。
有精卵の確認に役立つ
発眼まで進めば、その卵が受精して正常発生していることを確認しやすくなります。無精卵では胚や眼は形成されません。
アルビノ系では見え方が異なる
アルビノ形質では眼のメラニンが少ないため、普通目の胚ほど黒い眼として見えない場合があります。品種によって発眼の見え方が異なることに注意します。
発眼は卵管理の節目になる
発眼まで進んだ卵は、初期発生を越えていることが目で分かるため、孵化容器の準備を始める目安になります。採卵日と発眼日を記録すれば、水温条件ごとの発生速度も比較できます。