カテゴリ:ろ過・バクテリア
流量とは、一定時間に通過・移動する水の体積を表す量です。水槽フィルターではL/h(リットル毎時)などで表示され、ろ過槽をどの程度の水が通るかを示す目安になります。
公称流量と実流量は違う
メーカー表示は特定条件での値で、ろ材、ホースの長さ、高低差、汚れなどによって実際の流量は低下します。
多ければ必ず良いわけではない
流量が大きすぎるとメダカが常に強い流れへ逆らうことになり、特に稚魚では負担になります。
少なすぎても問題
生物ろ材へアンモニアと酸素を含む水が十分届かず、ろ過能力を活かしにくくなる場合があります。
目詰まりの指標になる
以前より吐出量が明らかに減った場合、スポンジ、ウール、ホース、インペラーなどの汚れを確認します。
流量と水流は別の見方
水流は水槽内でどの方向・速度で水が動くかを表します。同じポンプ流量でも吐出口形状で水流の強さは変わります。
実際のろ過能力は飼育条件で変わる
流量の性能は、製品名やろ材量だけで決まるものではありません。魚数、給餌量、水温、流量、酸素、汚れによる目詰まりなどで実際の処理能力は変化します。アンモニア・亜硝酸の測定や魚の呼吸、流量の変化を確認しながら、清掃や換水の頻度を調整します。
メダカでは水流の強さも確認する
フィルターやポンプを強くすれば必ず飼いやすくなるわけではありません。メダカ、特に針子や小さな稚魚では、強い流れが続くと餌を取りにくくなる場合があります。水面のガス交換とろ材への通水を確保しつつ、魚が落ち着いて泳げる流れへ調整することが重要です。