カテゴリ:病気・症状

寄生虫とは、他の生物を宿主として、その体表や体内から栄養や生活場所を得る生物です。魚では微小な原生生物から扁形動物、線虫、甲殻類まで非常に多様な寄生生物が知られています。

外部寄生と内部寄生がある

皮膚・ヒレ・エラへ付く外部寄生虫と、消化管・組織・体腔などへ入る内部寄生虫では症状と治療法が異なります。

肉眼で見えない種類が多い

白点病の白点のように見えるものもありますが、Chilodonellaやエラ吸虫など顕微鏡が必要な寄生虫も多くあります。

擦り付け行動や粘液増加

外部寄生では体を物へこする、粘液が増える、呼吸が速くなるなどが見られますが、これらは水質刺激でも起こります。

生活環を考えて治療する

魚体上の段階だけでなく、水中や底面に卵・シストなどが存在する種類では、一度の治療で全段階を除去できない場合があります。

検疫と器具管理が予防になる

新規魚や水草から持ち込まれることがあります。由来の異なる生体をすぐ混ぜず、網などを共用しない管理が有効です。

一匹だけか群れ全体かを分けて見る

寄生虫を疑うときは、症状のある魚が一匹だけなのか、同じ容器の多数へ同時に出ているのかを確認します。多数が短時間に同じ異常を示す場合は、感染症だけでなく酸欠、塩素、pH急変、アンモニアなど水環境の事故を優先して除外します。

関連する用語と合わせて診断を整理する

白点病などと比較すると、寄生虫が病原体の分類なのか、症状名なのか、治療法なのかを整理しやすくなります。魚病では同じ外見を複数原因が作るため、病名・症状・原因を別々に記録することが重要です。

関連する用語

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