カテゴリ:ろ過・バクテリア
植物プランクトンとは、水中を漂い、光合成によって有機物を作る微小な生物を生態学的にまとめた呼び方です。淡水では緑藻などさまざまな種類があり、大量に増えると水が緑色に見えることがあります。
青水・グリーンウォーターの主体になる
屋外メダカ飼育の青水では、微細な植物プランクトンが水中で増殖している場合が多くあります。
光合成で酸素を生む
明るい時間帯は光合成によって二酸化炭素を取り込み酸素を放出します。一方、夜間は他の生物と同じように呼吸して酸素を消費します。
窒素・リンを利用する
硝酸やリン酸などの栄養塩を利用して増殖します。光と栄養が多い条件では急増することがあります。
食物網の生産者
植物プランクトンは動物プランクトンに食べられ、それを魚が食べるという食物網の基礎になります。
増えすぎにも注意
濃すぎる青水では夜間の酸素低下や、プランクトン大量死後の水質悪化が起こる可能性があります。色だけでなく魚の行動を観察します。
水槽で考えるときのポイント
植物プランクトンを理解するときは、一つの微生物や反応だけを切り離して考えず、アンモニア発生量、酸素、水流、ろ材表面、pH、水温などを合わせて見ます。水槽内の微生物群は時間とともに変化するため、見た目だけで状態を断定せず、必要に応じて水質測定で確認することが重要です。
自然の循環と飼育容器の違い
自然水域では水量、流入・流出、生物の移動などがあるため、物質は広い範囲で循環します。一方、水槽やメダカ容器は閉鎖性が高く、餌も外から継続して加えます。プランクトンや微生物がいても完全な自給自足にはならず、魚数や給餌量に応じた管理が必要です。