カテゴリ:ろ過・バクテリア
食物連鎖とは、生物が別の生物を食べることで、物質とエネルギーが生態系内を移動していく関係を鎖のように表したものです。
生産者から始まる
植物プランクトンや水草は光合成で有機物を作り、それを動物プランクトンや小動物が利用します。
メダカも食物連鎖の途中にいる
メダカは小型プランクトンや昆虫幼虫を食べる一方、鳥、大型魚、水生昆虫などに捕食されます。
実際は食物網になる
自然界では一種類だけを食べる生物は少なく、複数の捕食関係が網目状につながります。そのため厳密には食物網として考える方が実態に近くなります。
分解者も重要
死骸や排泄物は細菌や菌類などの分解者に利用され、無機栄養塩へ戻って再び植物に利用されます。
飼育容器では人が餌を投入する
水槽では人工飼料という外部からの物質投入が大きいため、自然の食物連鎖だけで完全に循環するわけではありません。
水槽で考えるときのポイント
食物連鎖を理解するときは、一つの微生物や反応だけを切り離して考えず、アンモニア発生量、酸素、水流、ろ材表面、pH、水温などを合わせて見ます。水槽内の微生物群は時間とともに変化するため、見た目だけで状態を断定せず、必要に応じて水質測定で確認することが重要です。
自然の循環と飼育容器の違い
自然水域では水量、流入・流出、生物の移動などがあるため、物質は広い範囲で循環します。一方、水槽やメダカ容器は閉鎖性が高く、餌も外から継続して加えます。プランクトンや微生物がいても完全な自給自足にはならず、魚数や給餌量に応じた管理が必要です。