カテゴリ:エサ・生き餌
イトミミズとは、水底の泥や有機物の多い場所に生息する細長い環形動物を指す呼び名で、観賞魚用の生き餌として利用されてきました。流通品には複数の近縁な水生ミミズ類が含まれることがあります。
底で群れて生活する
泥中へ体の一部を入れ、後端を水中へ伸ばして揺らすように生活する種類があります。
魚がよく食べる生き餌
動きが強く嗜好性も高いため、魚の補助餌として利用されます。小型メダカには大きい場合があるため量とサイズを確認します。
由来と衛生管理が重要
有機物の多い水域にも生息するため、採集場所によっては望ましくない微生物や汚染物質を持ち込む可能性があります。信頼できる飼料用製品を利用します。
保存中も水質を悪化させやすい
死んだ個体が混じると短時間で水が悪化します。生餌として保管する場合は低温・流水など適した条件が必要です。
冷凍・乾燥製品もある
扱いやすさを優先する場合は加工品を使えます。いずれも過剰給餌を避けます。
生き餌は「餌」と「培養水」を分けて考える
イトミミズを培養して与える場合、魚が食べる生物そのものと、その生物を育てている水は別です。培養水には餌残り、細菌、代謝産物などが含まれるため、必要以上の培養水をメダカ容器へ入れないようにします。
大きさと魚の成長段階を合わせる
生き餌などと比べ、イトミミズが針子、稚魚、成魚のどの段階で食べやすいかを確認します。生き餌が豊富でも口に入らない大きさでは利用できないため、魚の成長に合わせて餌生物を切り替えます。
培養群は予備を残す
生き餌の培養は、水温上昇、酸欠、過密、餌の入れすぎなどで短期間に崩れることがあります。重要な種は一容器へ集中させず複数へ分け、すべてを給餌に使い切らないようにすると再培養しやすくなります。