カテゴリ:繁殖・成長

受精とは、卵と精子が結びつき、次世代の個体として発生を始めることです。メダカではメスの放卵とオスの放精が体外で行われ、卵が水中へ出る際に受精します。

メダカは体外受精

哺乳類のように体内で受精するのではなく、メダカでは卵と精子が魚体の外で出会います。このため産卵行動のタイミングが受精成立に重要です。

精子は卵門から入る

メダカの卵膜には卵門と呼ばれる微小な開口部があり、精子はそこから卵内へ入ります。受精が成立すると卵は発生を開始し、細胞分裂が進みます。

有精卵の変化

受精した卵では、時間とともに胚が形成され、眼、心臓、体軸などが発達していきます。透明な卵膜越しに発生過程を観察できることは、メダカが研究モデルとして使われる理由の一つです。

無精卵との違い

無精卵は発生が進まず、時間とともに白く濁ることが多くあります。ただし産卵直後の見た目だけで有精・無精を確実に判断できない場合があります。

受精率に影響する要因

親魚の成熟、求愛・産卵行動、オスの状態、水温などさまざまな条件が関係します。無精卵が多い場合はメスだけでなくオスの健康状態や組み合わせも確認します。

受精後はすぐに発生過程へ移る

受精卵は「そのままの卵」で何日も待つのではなく、受精直後から連続して発生が進みます。採卵時刻が異なる卵を同じ日にまとめると、同じ容器でも発生段階が少しずれることがあります。

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