カテゴリ:繁殖・成長

無精卵とは、産卵されたものの精子との受精が成立していない卵です。胚発生が始まらないため、そのまま孵化することはありません。

白く濁りやすい

無精卵は時間が経つと透明感を失い、白色や乳白色に濁ることが多くあります。さらに水カビなどが付着すると、綿のようなものに覆われて見えることがあります。

産卵直後には分かりにくい

卵を採った直後は有精卵も無精卵も透明に見える場合があり、その場で完全に判別できないことがあります。時間を置いて細胞分裂や胚の形成が見られるか確認します。

白濁した有精卵もある

最初は受精していても、発生途中で胚が死亡すると卵が白くなることがあります。そのため白い卵すべてを「最初から無精卵」と呼ぶのは厳密ではありません。

無精卵が多いとき

オスが未成熟、オスの数が少ない、求愛・放精がうまく行われていない、親魚の体調が悪いなど複数の原因が考えられます。メスの産卵量だけでなくオスの状態も確認します。

他の卵への影響

白濁してカビが広がった卵を長く放置すると、周囲の卵にも菌糸が絡むことがあります。採卵容器では状態の悪い卵を適宜取り除くと管理しやすくなります。

無精卵率を記録する

採卵数だけでなく無精卵数も記録すると、親魚の組み合わせごとの受精状態を比較できます。突然無精卵が増えた場合は、オスの入れ替え、成熟度、親魚の体調などを確認する手掛かりになります。

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