カテゴリ:遺伝・品種改良

遺伝子座とは、遺伝子や特定のDNA配列が染色体上に存在する位置を指します。英語ではlocus、複数形ではlociと呼ばれます。

同じ遺伝子座に対立遺伝子がある

相同染色体の同じ位置には同じ種類の遺伝子があり、そのDNA配列に違いがある型を対立遺伝子と呼びます。

遺伝型を記述する単位

ある遺伝子座についてAA、Aa、aaのように対立遺伝子の組み合わせを書くことで、その個体の遺伝型を表せます。

近い遺伝子座は一緒に遺伝しやすい

同じ染色体上で物理的に近い遺伝子座は、減数分裂時の組換えで分離しにくく、一緒に受け継がれやすい傾向があります。これを遺伝的連鎖と呼びます。

戻し交配でも関係する

別系統から目的遺伝子を導入すると、その遺伝子座の近くにあるDNA領域も一緒に残ることがあります。戻し交配を繰り返しても完全に元系統と同じにならない理由の一つです。

外見だけでは位置は分からない

ある形質が遺伝すると分かっても、染色体上のどこに原因遺伝子があるかを決めるには、遺伝マーカーやDNA解析などの遺伝学的研究が必要です。

遺伝地図と物理地図

遺伝子座の距離は、組換え頻度にもとづく遺伝距離とDNA塩基数で測る物理距離で表せます。近く見える形質が実際に同じ遺伝子座かどうかは解析が必要です。

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