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エラとは、魚が水中から酸素を取り込み、二酸化炭素を排出するための呼吸器官です。メダカでは頭部の左右にあり、外側は鰓蓋に覆われています。
水を通してガス交換する
メダカは口から水を取り込み、その水をエラへ通します。エラには細かな血管が多く、薄い組織を介して水中の酸素が血液へ入り、二酸化炭素が水中へ出ます。
水温と酸素の関係
水温が高くなると水に溶け込める酸素量は減る一方、魚の代謝は高まりやすくなります。そのため真夏の高水温や過密飼育では、エラ呼吸に必要な酸素が不足しやすくなります。
鼻上げとの関係
酸素が不足すると、メダカが水面近くに集まり、口を水面へ出すような行動をすることがあります。これは「鼻上げ」と呼ばれます。ただし水面にいるだけで必ず酸欠とは限らず、給餌待ちなど他の行動と区別して観察します。
エラの異常を見る
呼吸が極端に速い、片側の鰓蓋だけ大きく動く、エラが強く赤く見える、粘液が多いなどの変化は、酸欠、水質悪化、寄生虫、刺激物質など複数の原因で起こることがあります。
水質管理が重要
アンモニアや亜硝酸、残留塩素などはエラに負担を与える可能性があります。エラの健康を保つには、十分な水量、過密回避、適切な水換えなど基本的な水質管理が重要です。
エラは薬剤や急な水質変化の影響を受けやすい
エラは水と直接接する薄い組織なので、急なpH変化、塩素、アンモニアなどの刺激を受けやすい部位です。水換え後に急に呼吸が速くなった場合は、新しい水の温度や水質も確認します。