カテゴリ:飼育・管理
エラ呼吸とは、魚がエラへ水を通し、水中に溶けている酸素を体内へ取り込む呼吸方法です。メダカにとって最も基本的な呼吸方法です。
口と鰓蓋で水を動かす
メダカは口から水を取り入れ、エラを通過させて鰓蓋側から排出します。この流れによって新しい水がエラ表面へ供給されます。
薄いエラ組織で交換する
エラには毛細血管が多く、薄い組織を隔てて酸素が水から血液へ、二酸化炭素が血液から水へ移動します。
エラは水質の影響を受けやすい
エラは水と直接接するため、アンモニア、亜硝酸、残留塩素などによる障害を受けると呼吸効率が低下する可能性があります。
酸欠時の行動
水中の酸素が不足すると、水面付近で口を動かす鼻上げが見られることがあります。
エアレーションの役割
気泡そのものから酸素を大量に吸収するというより、水面を動かして空気と水のガス交換を促進することが大きな役割です。
エラを守る水管理
エラは外界と直接接するため、水道水の塩素処理、アンモニア・亜硝酸の管理、急激なpH変化を避けることが重要です。呼吸異常では水質確認を優先します。
行動を判断するときの考え方
エラ呼吸だけを一場面で見て正常・異常を決めるのではなく、呼吸やエラ、水温、給餌前後などを合わせて観察します。同じ群れの普段の状態を知っておくことが、変化を見つける最も実用的な基準になります。