カテゴリ:繁殖・成長

成長速度とは、一定期間に魚の大きさがどの程度増えるかを表す言葉です。メダカでは、体長・全長・体重などの変化を使って成長の速さを比較できます。

水温の影響

メダカは変温動物なので、水温が代謝と摂餌量へ影響します。適温ではよく餌を食べて成長しやすく、低水温では活動と成長が遅くなります。

餌量と餌質

成長には十分なエネルギーとタンパク質などの栄養が必要です。餌不足では成長が遅れますが、過剰給餌は水質悪化を招くため「多ければ速く育つ」と単純には言えません。

飼育密度

過密では餌の競争が強く、一匹あたりの水量も少なくなります。小さい個体が餌を取り負けることで、群れ内の成長差が拡大する場合があります。

遺伝的な個体差

同じ環境でも大きくなる個体と小さい個体がいます。品種・系統によっても平均的な成長や成魚サイズが異なる場合があります。

比較するときは条件をそろえる

成長速度を比較する場合は、孵化日、水温、飼育数、餌、容器などをできるだけそろえます。条件が違う群れの大きさだけを比較して遺伝的な成長力と断定することはできません。

成長速度と最終サイズは別

幼魚期に早く大きくなる個体が、最終的にも最も大きくなるとは限りません。成長速度は一定期間の増加量であり、成熟後の最終体長とは別の指標として考えます。

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