カテゴリ:繁殖・成長
サイズ分けとは、同じ容器で育てているメダカを大きさごとに分け、別の容器へ移す作業です。特に針子から稚魚の育成期に、成長差が大きくなったときに行われます。
餌競争を減らす
大きな稚魚は泳ぐ速度も口も大きく、餌を先に取ります。小さい個体が同居していると十分に餌を食べられず、さらに成長差が広がることがあります。
共食いを防ぐ
メダカは口に入るほど小さい仔魚を食べることがあります。孵化時期が大きく違う個体や、極端にサイズ差のある個体を分けることで共食いのリスクを下げられます。
どのくらいの差で分ける?
全国共通の数値基準はありません。見た目で明らかに一回り以上違う、餌取りで小さい個体が負けているなどを目安にします。
分けすぎにも注意
頻繁に網ですくって移動すると魚へストレスがかかります。毎日のように細かく分けるより、成長差が明確になった時点でまとめて作業すると負担を減らせます。
販売サイズ分けとは目的が違う場合がある
育成中のサイズ分けは成長をそろえるために行います。販売時のS・M・L選別は、商品として大きさをそろえる目的が加わります。
孵化日の記録も役立つ
同じ採卵日・孵化日の群れを別管理すれば、極端なサイズ差が起こりにくくなり、サイズ分けの回数を減らせる場合があります。
サイズ分け後は密度を再計算する
大きい群れだけを小容器へ集めると、分けた後の方が過密になることがあります。移動後の各容器で水量と匹数を確認し、餌量も新しい匹数に合わせて調整します。