カテゴリ:エサ・生き餌
ノープリウスとは、甲殻類の発生初期に見られる幼生型の一つです。観賞魚飼育では、アルテミアの耐久卵から孵化した直後の幼生を指して「ブラインシュリンプ・ノープリウス」と呼ぶことが多くあります。
成体とは姿が大きく違う
孵化直後は体が非常に小さく、少数の付属肢を使って泳ぎます。成長と脱皮を重ねてより複雑な体へ変化します。
稚魚が食べやすい
動きがあり、小型魚の稚魚が捕食しやすい大きさのため、世界的に初期餌として利用されています。
孵化直後に利用されることが多い
孵化後は自身の卵黄由来栄養を消費しながら成長します。給餌目的では新鮮な孵化幼生を利用する方法が一般的です。
淡水中では徐々に弱る
アルテミアは塩水性のため、メダカ水槽へ入れたノープリウスは長くは生存しません。必要以上に大量投入しません。
他の甲殻類にもノープリウス期がある
ノープリウスはアルテミアだけの固有名ではなく、カイアシ類など他の甲殻類にも見られる発生段階です。
生き餌は「餌」と「培養水」を分けて考える
ノープリウスを培養して与える場合、魚が食べる生物そのものと、その生物を育てている水は別です。培養水には餌残り、細菌、代謝産物などが含まれるため、必要以上の培養水をメダカ容器へ入れないようにします。
大きさと魚の成長段階を合わせる
ブラインシュリンプなどと比べ、ノープリウスが針子、稚魚、成魚のどの段階で食べやすいかを確認します。生き餌が豊富でも口に入らない大きさでは利用できないため、魚の成長に合わせて餌生物を切り替えます。
培養群は予備を残す
生き餌の培養は、水温上昇、酸欠、過密、餌の入れすぎなどで短期間に崩れることがあります。重要な種は一容器へ集中させず複数へ分け、すべてを給餌に使い切らないようにすると再培養しやすくなります。