カテゴリ:体色・表現
虹色素胞とは、光を反射して銀色や青白い輝きなどを作る色素胞で、英語ではiridophoreと呼ばれます。改良メダカでは、ラメ、体外光、体内光など多くの光沢表現に関係する重要な細胞です。
色素の色ではなく光の反射
虹色素胞の特徴は、黒色素胞のメラニンのように色素そのものの色を見せるのではなく、細胞内の反射小板が光を反射することです。そのため見る角度や光源によって銀色、青白色、緑色など異なる色味に感じることがあります。
グアニンとの関係
虹色素胞の反射構造にはプリン系物質が豊富に含まれ、グアニン結晶が反射材料として重要です。「グアニンが光る」というより、結晶の配置を含む反射構造によって輝きが生まれます。
ラメとの関係
ラメでは鱗ごとに虹色素胞が目立つことで、点状のきらめきとして見えます。
体外光との関係
体外光では背中の体表に虹色素胞がまとまって現れ、線状・帯状の光として見えます。ラメと体外光は光の現れる場所と形が異なります。
透明感との関係
虹色素胞が少なくなる場所では内部が透けて見えやすくなり、透明鱗やパンダなどの特徴にもつながります。
虹色素胞は改良メダカの多くの形質につながる
虹色素胞の「量が多い・少ない」だけでなく、鱗、背中、体内、腹膜など、どの場所に現れるかによってラメ、体外光、体内光など異なる名称になります。
光沢系メダカは、光の色だけでなく発現位置と形を確認すると整理しやすくなります。